施策立案にデータベースを活用
藤枝市の産業政策課は、「中小企業の成長と地域経済を元気に創造!」を合言葉に政策立案や支援策を展開し、産業振興全体の戦略の中枢を担うセクションです。
今まさに、国が目指す「地方創生」には地域経済の活発化が欠かせません。市内企業の99%を占める中小企業が「小規模」であることの「強み」を生かし、チャレンジする環境をいかに作り出すか。政策の重要なキーワードは「つなぐ」です。
企業や人、支援機関や大学と行政が連携しあい、「オール藤枝」で産業振興に取り組んでまいります。
「静岡新聞データベースplus日経テレコン」はキーワード検索で全国の先進事例をタイムリーに入手でき、日々の業務や施策立案に大いに役立っています。
昨年、藤枝市立駅南図書館に開設したエコノミックガーデニング支援センター「エフドア」も同時に活用を開始し、中小企業の成長を情報面でサポートする環境づくりが進んできました。
エコノミックガーデニングとは、地域経済を「庭」、地元の中小企業を「植物」に見立て、地域という土壌を生かして企業を支援する政策です。
「確かな情報」に「職員の情熱」を加え、地域経済の元気に向けて、邁進していきたいと思います。
エフドアスタッフが相談業務にあたる
EG(エコノミックガーデニング)支援センター「エフドア」は、ビジネス支援業務も行う藤枝市立駅南図書館の中にあります。相談者に必要な情報は蔵書の中から適切な図書を選び紹介しているところですが、この度、エフドアのパソコンで「静岡新聞データベースplus日経テレコン」が気軽に検索できるようになり、とても便利になりました。
世の中の「新しい取組み」は新聞記事に掲載されやすく、新しいビジネスへの挑戦にはとても貴重な情報源となります。
相談者の相談内容に応じて、キーワードで検索した事例を基に、「こういうアプローチはどうだろうか」、「こういうターゲットはどうだろうか」と、ビジネスのイメージを膨らませることができ、限られた相談時間を有効に使うために、なくてはならないツールとなっています。
世の中に情報があふれる中、正しい情報を選別することが、ビジネスの前進に必要不可欠です。検索できる新聞記事は社会的に認められたものであり、信頼のおける情報源の一つです。エフドアに相談に来て、その利便性をぜひ体感してください。