掛川市立中央図書館

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図書館タイプ

Vol.21 2013年静岡新聞掲載広告を転載

掛川市立中央図書館

HP:https://library.city.kakegawa.shizuoka.jp

協働のまちづくり元年

掛川市では、本年4月に『掛川市自治基本条例』が施行され、協働のまちづくりに向けて記念すべき大きな一歩を踏み出しました。
これからの掛川市は「市民の知恵と力が生きるまちづくり」「調和のとれた安全で安心な活力あるまちづくり」「報徳の精神と生涯学習の理念によるひとづくり」の3点を目標に掲げ、市民のみなさまが地域社会の主人公として市民力・地域力をいかんなく発揮できる市民参画型社会の実現を目指します。
図書館は生涯学習まちづくりの基礎となる情報収集の拠点です。その機能の一つとして、新聞記事のデータベース検索ができるパソコンを用意しております。ぜひご活用ください。

「報徳」から始まった図書館

お茶のまち掛川マスコットキャラクター「きんじろうくん」
掛川城の隣、掛川市立中央図書館の向かい側に小さな図書館があります。その図書館は「淡山翁記念報徳図書館」といい、二宮金次郎が唱えた道徳の教え「報徳思想」を実践する「大日本報徳社」の敷地の一角にあります。報徳図書館は、昭和2年に岡田良一郎氏(大日本報徳社社長、衆議院議員、初代掛川中校長)の業績をたたえ建設されました。
その後、掛川町が報徳図書館の運営を事実上引き継ぎ、昭和27年に掛川町立図書館として開館しました。報徳図書館の建物は昭和44年までそのまま町立、市立図書館として利用されました。掛川市立中央図書館は報徳運動を起源とする大変ユニークな生い立ちを持っているのです。今でも報徳図書館時代の資料は報徳社からの管理委託図書として大切に保管しております。

報徳思想が根付く町の図書館

データベースで作業
「至誠・勤労・分度・推譲」といった報徳思想は、「生涯学習都市宣言」以降、生涯学習の理念とともに引き継がれ、今年4月の「掛川市自治基本条例」の施行により、市民・企業・行政の「協動による」まちづくりへとさらなる発展を遂げようとしています。
掛川市立図書館は、報徳思想に根ざした、まちづくり運動の伝統を持つ地域の公共図書館として、皆様の生涯学習運動に必要な様々な情報を提供することで、皆様の「学び」をサポートしていきます。また、子どもの読書活動を推進する教育機関として、次代を担う子どもたちの「ひとづくり」に取り組んでいきます。
静岡新聞データベースplus日経テレコン」は、過去の地域情報が蓄積されており、また簡単に検索できる便利なデータベースです。
地域のまちづくり、ひとづくりを進めるうえで貴重な情報源として、ぜひご活用いただきたいと思います。

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