焼津市立焼津図書館は、大正5年に焼津尋常高等小学校附属図書館として開館し、大正11年には町へ移管され町立焼津図書館に改称後、公立図書館として知事認可を得た歴史のある図書館です。
昭和60年に、現在の三ケ名の地に移転開館してから33年目を迎えました。
焼津市立図書館運営基本方針は「○○をつなげる図書館」です。「本と本」、「人と本」、「人と人」、「人と地域」、「本と地域」をつなげる図書館として、多様な資料及び情報を収集することに努め、市民の身近な情報拠点として課題解決を支援、さまざまな企画を実施するなど、市民が利用しやすい、親しみのある図書館を目指しています。
当館では昨年度から、図書館利用に支障がある方のための資料提供サービス(アシストサービス)を開始し、デイジー図書の貸出しや郵送貸出を行っています。また、全職員が認知症サポーター養成講座を受講し「認知症の方にもやさしい図書館」づくりに取り組んでいます。
本年度からは、県内の地域情報はもちろん、ビジネス情報や統計データまで幅広く網羅されている「静岡新聞データベースplus日経テレコン」を導入しましたので、市民の皆さまにはぜひご利用いただきたいと思います。
図書館は誰もが利用できる「知の拠点」です。今後も、皆さまのご期待に応えるようサービスの向上に努めてまいります。
図書館は地域の情報拠点であり、当館にも毎日多くの利用者が情報収集のために来館されます。
当館では生涯学習社会の時代に合った、図書や雑誌、視聴覚資料などを収集して、市民の生涯学習を支援し、教育の向上と文化の発展につながる、図書館サービスの向上に努めております。
少子高齢化が進む中、情報のグローバル化など急速に変化する社会状況の中で、市民が図書館に求めるニーズは多様化しております。従来の読んだり、借りたり、調べたりすること以外に地域の課題解決に役立つ情報拠点としての役割も大きくなりました。
「静岡新聞データベースplus日経テレコン」を利用することにより、今までの保存していた新聞紙面を一枚ずつ確認していく方法より、情報にたどり着くまでの所要時間が大幅に短縮、より迅速な図書館サービスの提供が可能となりました。また、最新のニュースや関連記事が同時に検索できるため、幅広く情報を得ることができます。
焼津市立焼津図書館では、レファレンスカウンターでの利用のほか、館内インターネット閲覧サービスでは来館者が自由に利用できますのでぜひご活用ください。