三島市は昭和16年4月に市制施行しています。三島市最初の図書館は、昭和25年の図書館法施行を機に、現在の社会福祉会館が建っている地に開設されました。そして、昭和35年には三島市立図書館佐野記念館として、現在の生涯学習センター立体駐車場が建っている場所に建て替えられました。その後、平成9年に生涯学習センターが完成し、その1階、2階部分に図書館本館をオープンしました。
約3千点から始まった図書館も、平成25年度末の蔵書総数は、約45万5千点。本館の入館者は、年間42万2千人。平成9年からの17年間の累計では、718万7千人もの人が入館されています。
社会情勢が変化する中、図書館は、従来の「読書のための施設」から仕事や健康、趣味等々暮らしの中の課題解決のために活用する「地域の情報センター」へと変化してきています。そのため、三島市立図書館では、従来の紙媒体の図書資料に加え、官報情報検索サービスなどのオンラインデータベースの契約をし、図書館利用者が活用できるようにしています。
この度、「静岡新聞データベースplus日経テレコン」が利用できるようになりました。ビジネスに学習に、大いに活用していただきたいと思います。
玉石混交のインターネットとは違い、新聞は信頼性の高い情報を発信していますので、その情報を活用するために、「静岡新聞データベースplus日経テレコン」を導入しました。新聞データベースなら、検索するだけで、簡単に知りたい記事を見つけることができ、時代背景など様々な情報を得ることができます。
また、静岡新聞・日本経済新聞・伊豆新聞の記事だけでなく、企業情報等も検索でき、価値ある情報を得られます。新聞データベースは、仕事や資格取得・就活等に役立てたり、暮らしの中の身近な疑問を解決する糸口を見つけるために、図書館に欠かせないツールとなっています。