2004年に開学した浜松学院大学は「現代コミュニケーション学部」に地域共創学科と子どもコミュニケーション学科を置き、地域の担い手となる総合的な人間能力を育成することを目指しています。
浜松学院大学図書館は、布橋キャンパスと住吉キャンパスにそれぞれ設けられており、蔵書数は図書が150,000冊、雑誌等の逐次刊行物は1,600種以上を数え、本学の学生であれば共通して利用できます。
提供しているサービスの内、論文・記事検索で利用頻度が高いのが「静岡新聞データベースplus日経テレコン」です。学生は、課題レポートの作成などで新聞記事の検索・閲覧を利用することが多いです。また、就職活動においても、静岡新聞データベースで地元企業の最新ニュースを調べ、日経テレコンでは業界研究や関連記事情報の収集ができるため、就職面接の事前対策としても有効に活用しています。まさに、「静岡新聞データベースplus日経テレコン」は学生にとっては情報の宝庫だと言って良いでしょう。
本学では新聞記事を利用した教育活動が行われています。既に小、中、高等学校で「NIE」を経験している学生もおり、新聞に接する機会が増えていると感じています。
しかし、例えばレポート課題の作成において過去にチェックした新聞記事を再確認したいと思っても、改めて紙面から探すとなると意外に時間がかかります。ところが、「静岡新聞データベースplus日経テレコン」を使えば瞬時に探すことが可能で、目的の検索語を入力すると時系列に記事タイトルが表示され、必要な新聞記事を容易に発見できます。とりわけ地元の静岡県に関係する情報については、網羅された内容を迅速に取得することが可能なため非常に便利なツールです。
さらに日経が得意とする会社や関連の記事情報を得られるため、学生の企業研究や就活に大いに役立っています。その利便性を理解している教員が、積極的に利用を勧めているケースも少なくありません。
この先、将来に渡り地域の発展と貢献を望み、保育・施設・教育機関で働く人材を育成する本学では、今後も身近な情報が豊富な静岡新聞の本紙に目を通し、「静岡新聞データベースplus日経テレコン」を上手に活用するように働きかけていきたいと考えています。