「静岡新聞データベース plus日経テレコン」は、一つのキーワードで静岡新聞と日経各紙を同時に一括で検索することができます。検索結果の見出しが並び、実際の新聞記事のPDFを閲覧・プリントすることもでき、購入できない新聞や古い記事の閲覧も可能です。
私の専門は砂防学という森林山地にお ける水・土砂移動現象と森林の防災機能に 関する教育・研究分野です。そのため、近年の地球温暖化に伴う自然災害などの事例について「静岡新聞データベースplus日経テレコン」を使って情報を収集し、授業で活用しています。見落としていた災害や環境問題などの記事を新聞データベースで拾うことができた際には、その便利さを実感しています。一方で、検索する場合は適切なキーワードの入力が必要ですが、逆に、検索にヒットしない記事は存在しない記事になりかねません。そのため、日ごろから紙の新聞にも目を通すようにしています。
近年、ロボットやドローン、IoTなど最先端技術が農林業の現場で活用されるようになっています。各地で取り組まれている最新の情報は、新聞記者による取材が役に立ちます。
学生には、「静岡新聞データベース plus 日経テレコン」の活用とともに、紙の新聞も時々開いて見てもらいたいと思っています。
令和2年4月に開学した静岡県立農林環境専門職大学及び同短期大学部は、臨時図書館を経て、令和3年4月に新館の完成と 同時に図書館もオープンしました。ガラス 張りの館内は穏やかな光と高い天井、中央のらせん階段が印象的なデザインとなっています。明るい吹き抜けのスペースは、グループディスカッションに対応したフレキシブルなデスクも並び、落ち着いて学習できる環境を備えています。
図書館は、本学の専門分野である農林業、食品分野に関連する蔵書が充実しています 。また、パソコン 、Wi-Fiも備 え 、データベース、電子ジャーナルの閲覧も可能です。大学の規模が小さいため図書館も大きくはありませんが、コンパクトで居心地の良い空間になっています。「静岡新聞データベース plus 日経テレコン」は、地元紙である静岡新聞をはじめ日本経済新聞の記事を検索できる大変便利な新聞データベースです。本大学で目指すのは、より高い技術や経営マインドを持った農林業者を養成していくことです。学生が、「静岡新聞データベース plus 日 経テレコン」を活用することで学修を深め、さらに社会情勢を知ることで人間力を高めることを期待しています。