静岡市立図書館では、これまで、ビジネス支援サービスに重点を置いた図書館として、中心市街地にある御幸町図書館に各種データベースを導入し、企業支援やマーケティング支援などの専門情報を提供してきました。
しかし、利用者ニーズが多様化・高度化する中、課題解決に役立つツールとして新聞データベースの必要性が高まり、各行政区で同様な情報サービスを提供するため、今年度、新たに中央図書館(静岡市葵区)、南部図書館(静岡市駿河区)、清水中央図書館(静岡市清水区)の拠点館に「静岡新聞データベースplus日経テレコン」を導入いたしました。
オンラインデータベースは、地域の話題やニュースをはじめ企業情報や人事情報など、多彩な分野を網羅し、キーワードを入力するだけで、必要な情報を効率よく得ることができます。
市民の検索用の専用端末をご用意しておりますので、ビジネスのヒントや身近な問題解決、調査研究の情報源として、お気軽にご利用いただきたいと思います。
図書館は市民の皆さまが暮らしの中で必要とする情報の宝庫です。疑問に思うことの解決や新しい発見があるかもしれません。
多くの皆さまのご来館をお待ちしています。
図書館には日々、調査や研究等のため、幅広い情報を求めて多くの方が来館されています。インターネットが普及した今では個人で簡単に情報収集することが可能になりましたが、情報が膨大になり不確かなものも含まれてしまいます。その中で出所が確かで客観性のある新聞記事は重宝されています。
新聞原紙やマイクロフィルムからの手作業での調べものは、あいまいな記憶を頼りに探していたため大変苦労していました。
「静岡新聞データベースplus日経テレコン」導入後は、検索時間の短縮や情報の正確さだけではなく、知りたい情報について時系列を追って確認することができるようになり、より充実したキーワード検索が可能になりました。
また、新聞情報だけでなく企業情報や各種統計データの検索が行えるため、レファレンスツールとして職員が利用するだけでなく、市民の方の多様なニーズに応えられるコンテンツが多く、市民開放しております。
さらに中央図書館では館内に「就活コーナー」を設けました。書籍での情報に加えて、この「静岡新聞データベースplus日経テレコン」で検索できる企業情報を提供し、皆さまの就職活動を支援していきます。
「オンラインデータベースって何?」と思っていた方でも簡単に検索することができますので、お気軽にご利用ください。